髪のダメージを軽減させるのに重要な、PHとアルカリの話

pH(ペーハー)って聞いたことありますか?

調べてみると「水溶液の性質を表す単位」と記載されていますね。

「なんとなく、聞いたことはある…」

そんな方が多いと思います。

  • 酸性
  • 中性
  • アルカリ性

 

以前、テレビで「素肌は弱酸性!」なんてコマーシャルが流れていましたよね。

髪の毛も、弱酸性です。

 

薬剤での施術はアルカリ剤を使う

髪の毛は弱酸性であるからこそ、キレイ&健康でいられるわけです。

しかし、カラーやパーマ剤には「アルカリ剤」というものが含まれています。

弱酸性の状態でいなければならない髪の毛が、アルカリ性に傾くとどうなるか?

そうです。

傷みます。

 

髪を石鹸で洗ったことがある方なら分かると思いますが、ギッシギシになりますよね。

(石鹸は弱アルカリ性)

髪にとってアルカリ性の状態というのは、とても負担な状態です。

 

ただ、この「アルカリ」の力を使わなければ、カラーもパーマも出来ません。

(ヘアマニキュアとかヘナは別)

 

ヘアデザイン作りには欠かせないモノでもあるのが「アルカリ」なんです。

 

「取って」「戻す」のが大切。

 

「髪が傷むのが嫌だから、カラーもしないしパーマもしない」

というのも、もちろんいいと思います。

しかし、少しぐらいはキレイなカラーを楽しみたいし、可愛いパーマをかけたい!

そんな方もいらっしゃいますよね。

アルカリを使う場合にめちゃくちゃ重要なのが「除去して、戻す」ということ。

 

ヘマチン入りの薬剤で除去

アルカリ剤が髪に残ったままだと、髪にとって負担です。

髪が悲鳴を上げてしまいます。

ですので、このアルカリ剤を「除去」する、ということが重要です。

どうやって取るの?

水で流すの?

いや、もちろん水でも流しますがね。

 「アルカリ除去機能」を持ったすんごいヤツで取ります。

 

以前のエントリーでも書いた…

縮毛矯正の後には、残留臭を取り除く薬を付けます

2017.07.06

この、黒い物質「ヘマチン」が入った薬剤を使用して、アルカリ除去をしていきます。

 

これをシャンプー後に、まんべんなく付けていきます。

 

僕がよくシャンプー中に

「カラー剤の悪いものを取り除く薬を付けますね~」

と言っているのは、これのことです。

 

 

最後に髪のPHを戻す

アルカリ剤を取り除いたら、トリートメントして終わり、というわではありません。

最後に、PHを元に戻します。

特殊な薬剤を使っていきます。

(何を使っているかは企業秘密なので言えませんが)

 

<まとめ>

こんな感じで髪の負担を軽減するための薬剤を、カラー、パーマ、縮毛矯正の後に付けています。

なかなか伝わりづらいところなのですが、実はこういったことをしているんですよね。

 

これをやるのとやらないのでは、長期的に考えると髪の未来が変わってきます。

いや本当に。

(ホームカラーが痛む原因の1つに、こういった「取る・戻す」が出来ないって事もあります)

 

今日はそんな「トラヴィスでやっている超・重要な施術」について書いてみました。

今後も、皆様が素敵ヘアライフを送れるように研究していきます。

管理者情報

ヘアサロントラヴィス所属/顧問美容師

生年月日:1987年11月11日
大手サロン入社後、2014年hair salon Travisオープニングスタッフとして参加。

髪を「すかない」「削がない」オリジナルカットで、素材を生かしたマテリアルビューティ(素材美)の追及。

社内ではメディアマネージャーとして、ブランド戦略・サロン運営をサポート。

得意なスタイル:ボブ 

好きなこと:カメラ 散歩 映画

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